続・ポッドキャストの録音について ――機材さえ良ければなんとかなる

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ポッドキャスト 雑記
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はじめに

どうも、Yarukinai.fmからやってまいりました須貝です。
昨年私は気合を入れてポッドキャストの録音や編集についての記事を投稿しました。しかし長く続けるためにもっと楽できるのでは?と考えてやり方をガラッと変えてみました。今回はその報告です。

これまでの課題

とにかく編集に時間がかかる。 この問題に尽きます。1本編集するのにだいたい毎回2時間はかかっていました。
さらに私の環境ではAudacityで録音をしているのですが、zoomでビデオ通話しながら録音しているためなのか処理落ちが発生して一部の音声が途切れる問題が発生するようになりました。これを編集でなんとかしようとすると(だいたいなんとかならない)さらに時間がかかりフラストレーションが溜まりまくるという状態でした。

解決策

今回は以下2つの解決策を思いつきました。

案その1 Macを買い換える

ZoomがCPU使いすぎていてAudacityで処理落ちが発生している、という仮説から「M1搭載Macを買えばマシンパワーでなんとかなるんでは?」と考えました。しかし本当にそれで課題が解決するのか試すにはコストがかかるので却下。あとiZotopeがまだM1搭載Macに対応していないのでそれも微妙だなと。M1 Macはほしいのですけど。

案その2 Zoom上で録音する

Zoomに録音機能があるのでそこで録音したものをそのまま使おうという案です。

案2は簡単に試せるので今回はこちらの案を採用しました。

結果

Yarukinai.fmのep75, ep76あたりからZoom上で録音した音源を元に配信しています。

気になる音質は、多少落ちたなと思うんですがまあ許容範囲かなと思います。ホストのマークさんも気づいていなかったのでたぶん大丈夫だろう。

作業は本当に楽で、

  • Zoomで録音した音をAudacityでwaveに変換
  • Auphonic Levelerで音量調整
  • Audacityで無音トルツメ、適宜カット
  • 以降はこれまでと同じ

という感じです。

音の編集だけであれば30分もかからずに終わるようになりました。浮いた時間でゲームもできるし最高です。

おわりに

おそらく収録に使っている機材がそれなりに良くて、収録時のネットワークが安定していれば視聴に十分耐えうる音が作れるのではないでしょうか。これまでのやり方が(自覚はあったが)オーバーエンジニアリングだったと割り切って今後はしばらくこのやり方を続けてみようと思います。